人と人、気持ちと気持ちのしあわせづくり

仕事・事業についてインタビューしました!

お話を伺った方:人財プロジェクト推進室室長 松村浩明さん/人財プロジェクト推進室 山本涼子さん

戦後、焼け野原となった高知に家を建てる

第二次世界大戦後、創業者である先代社長は焼け野原となった高知駅前に立ち、住むところを失った多くの人々の姿を目の当たりにしました。この先代社長が、彼らに住まいを提供することを使命と感じて大工仕事をスタートさせたことから、和(かのう)建設の歴史が始まりました。

やがて高度成長期に入ると事業内容は少しずつ変化していき、一時は公共工事の割合が徐々に増えていました。しかし、当時東京の設計事務所からUターンし、入社したばかりであった現社長の中澤陽一が、入札による価格競争にさらされることなく自社の商品価値を自社で決定することができる住宅事業を当社の柱に据えることを提案。

現在、和建設は「人と人、気持ちと気持ちのしあわせづくり」の考えのもと、戸建住宅に分譲マンションも加えて、それらを中心に事業を展開する高知を代表する建設会社となりました。

つくるのは家ではなく「暮らしのカタチ」

和建設が提供する住まいは、戸建住宅に分譲マンション、高齢者向けの住宅までと幅が広いのが特徴です。このうち戸建住宅は、基本的にはフルオーダー制。分譲マンションもオーダーメイドで間取り変更が出来て、まるで自由設計。フルオーダー制の戸建住宅では、営業担当、建築士、コーディネーターが一緒になって、お客様の理想とする暮らしを聞かせていただくところから住まいづくりが始まります。

「当社は、お客様との打ち合わせに時間をかけています。将来までイメージした理想の暮らしで叶えたいことなど、あらゆる価値観や思いをご家族と共有させていただき、そこから間取りを考えていきます。」と松村さんは言います。打ち合わせに2時間以上かかるのはよくあること。それを何度も重ねて、お客様が理想とする「暮らしのカタチ」を一緒に創り上げていくのです。

おそらく当社では、設計図の完成までに、他社よりも多くの時間をかけています。それは、打ち合わせを通してお客様ととことん向き合い、寄り添うからこそご提案できるものがあると考えているからです。それが、和建設の目指す住まいづくりです。

打合せを何度も重ねて、お客様が理想とする「暮らしのカタチ」を一緒に創り上げていきます

住まいづくりから始まるお客様とのつながり

和建設とお客様とのつながりは建物が完成したところで終わるわけではありません。 「建物の引き渡し後もメンテナンスや点検などのアフターフォローはもちろん、当社主催のクリスマスイベントや、お客様感謝祭の『わっとFES』、よさこい祭りへの参加など様々なイベントを企画してご案内しています。」と山本さん。建物のお引き渡し後のお客様とは末永い関係を築いているのです。

また、それらイベントは、企画段階から様々な部署の社員が関わって作り上げていますので、社員同士のコミュニケーションツールの一つにもなっています。「イベントを成功させるという共通の目標に向かって取り組む時の社内のチームワークには、目を見張るものがあります。」と松村さん。「建てて終わり」ではない、そこからが本当のお付き合いが始まるという当社の思いを社員一人ひとりと共有できているからこそ、同じ方向に向かって取り組むことができているのです。

「わっとFES」はひと・まち・暮らし・文化をリンクさせながら、人や町に元気と幸せの輪を広げるイベントです

清潔で安全に、建設現場を整える

建設現場というと、危険で、木屑や建材などで汚れているイメージを持たれるかもしれません。しかし、和建設が目指しているのはその対局。特に戸建住宅の現場を担当する社員は「現場力一流塾」と呼ばれる研修で学び、施主であるお客様にとっても気持ちの良い現場づくりに努めています。これは「プライドを持って家づくりをし、お客様にお引き渡したい」という思いから。道具や建材の整理整頓から、現場のトイレや床の拭き掃除、建設現場の近隣挨拶まで徹底的に行う。当社の社員だけではなく、大工さんを始め、すべての職人さんまで巻き込んで、同じ思いをもって家づくりをしています。

また、分譲マンションの建設現場の中には、通行する人々に親しみを感じてもらおうと、仮囲いに季節感のある装飾やペイントを施したり、映像を流したりと工夫を凝らしている現場もあります。若手社員からの提案を取り入れ、形にしたこれらの工夫は、安全はもちろんのこと、地域の方にも喜んでいただける現場運営を目指して行っています。

施主であるお客様にとっても気持ちの良い現場づくりに努めています

社員研修はキャンプ場で

「和建設が最も大切にしているのは、お客様が理想とする暮らしのカタチにいかに近づけるか、ということです。お客様によって理想は千差万別。そのため、社員一人ひとりの知識や興味の引き出しが多ければ多いほど、当社の力になります。」と松村さんは言います。

当社は、2019年にアウトドアブランド「snow peak」のアーバンアウトドアショップ「WAKKA」を高知市北本町にオープンさせました。「わが家でもっと、ワクワクしよう」をテーマに、キャンプ用品などのアウトドア用品を自宅のバルコニーやベランダで使うなどの新しい暮らしのスタイルを提案しています。日常の中に非日常を取り入れるというヒントによって、お客様は暮らしのイメージを膨らませることができるはずです。

同様の発想から、当社では新入社員研修の場を自社の会議室ではなく、キャンプフィールドで行うことにしています。これからの夢や目標を語る場として、そのようなところを選ぶことは、社員の視野を拡げ、そのことによって知識や興味の引き出しを増やすことができると考えているからです。

どこで、何がお客様の心にヒットするかわかりません。社員一人ひとりが、様々なことに興味を持ち、お客様と一緒になってワクワクする住まいづくりに取り組む。そんな人財を育成することが大切なのだと考えています。

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・挑戦する勇気と、実行する行動力がある人財
・地域社会の一員として責任ある行動ができる人財
・人間力を高め、仕事を楽しみ、人生を楽しめる人財

企業情報

企業名
和建設株式会社
業種
建設・設計・設備工事
住所
高知市北本町4丁目3-25
設立年月日
1961年3月
代表
中澤 陽一
資本金
9,000万円
従業員数
男性79名 女性44名
採用担当(連絡先)
088-885-5888(担当:松村・山本)

採用関連情報

新卒初任給
197,000円~207,000円(大卒)
モデル年収
380万円~450万円/30歳大卒
※職種、勤務地により異なります。
自己啓発支援
業務に必要な資格(1・2級建築士、1・2級建築施工管理技士、宅地建物取引士、1・2級建設業経理士)を取得する為の費用の一部補助を受けることができます。
研修制度
新入社員研修、人材育成プログラム、各種スキルアップセミナー等、業務に準じた幅広い研修に適時参加が可能です。
有給消化日数
8.2日
平均年齢
42歳
新卒・中途就業状況
採用者数:新卒18人/中途23人
採用者数のうち離職者数:新卒2人/中途3人

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