高知のエジソン垣内保夫のDNAを引き継ぐ技術力

仕事・事業についてインタビューしました!

お話を伺った方:取締役 総務部長 笹岡巧さん/総務部経理課 平井衿早さん

第二のエジソンになりたい!少年の願いが現実に

垣内は、1952年創業の産業用機械メーカーです。創業者の垣内保夫は、幼い頃からものづくりが大好きで、「第二のエジソン」になりたいと願っていました。創業当初は、解体業がメインでしたが、事業が軌道に乗り始めると解体の際に引き取った機械の修理・販売を始めるようになり、その後、機械製造にシフトしていくことになります。以来、地域の農林水産業者や公的研究機関など、多様なお取引先からの相談に開発意欲をもって取組み、開発設計から製缶・溶接、機械加工、塗装、組立、現地据付までの一貫体制でものづくりに取り組んできました。これまでに100種類を超える数多くの製品を世に生み出し、垣内保夫は「高知のエジソン」と呼ばれています。

技研製作所と共同開発したサイレントパイラー

現在、垣内の売り上げの約7割を占めるのは、受託生産です。その代表的なものが㈱技研製作所の「サイレントパイラー」と㈱シンテックの「イチロクヨンパーコンクリートポンプ」です。「サイレントパイラー」は、1973年に当社創業者が、㈱技研製作所の創業者である北村精男氏より「無振動、無騒音で鋼矢板を地面に打ち込む機械」というアイデアを相談され、共同開発して育ててきた製品です。1975年、サイレントパイラー1号機が完成し、その後、㈱技研製作所によって製品化されました。「サイレントパイラー」による施工は、騒音や振動が少なく、インプラント工法により高い強度を持つことが特徴です。これにより建設工法や圧入技術も飛躍的に向上し、現在では、日本のみならず世界の護岸工事や堤防工事、住宅密集地等での工事で活躍しています。

「サイレントパイラー」による施工は、騒音や振動が少なく、インプラント工法による高い強度を持つことが特徴

創業者のDNAを引き継いで生まれた自社製品

垣内が最も大切にしているのは、創業者のDNAでもある、ものづくりへの姿勢です。創業者は頼まれ事は断らず、必ず形にしようとしてきました。開発できても製造コスト等の問題で製品化されなかったことや、製品化されてもヒットに恵まれなかったこともありました。しかし、とにかくなんでも「作ってみる」のが垣内流。

垣内の自社ブランド商品に、造粒機「粒造(りゅうぞう)くん」と、ゆずなどの柑橘類に用いられる「搾汁システム」があります。「粒造くん」は、家畜の糞を肥料として活用するための機械。産業廃棄物として処分費用がかかる家畜の糞を「何かに活用できないか?」と考えたことをきっかけに1970年に開発しました。若干のマイナーチェンジを加えながらも、開発当初から大きく形や機能を変えることなく、今でも当社のロングセラー商品です。近年、廃棄物の再利用が持続可能なビジネスモデルとして注目を集め、また有機肥料利用の増加にも伴い、需要はさらに高まっています。また2010年、高知県内の柑橘業者向けに開発した「搾汁システム」も、搾汁効率の良さや利便性から今では県外からも注文をいただく、当社を代表する製品に育っています。

このように、長く、広く愛される自社ブランド製品が生まれているのも、常に「失敗からも学び新しいことに挑戦する。」を続けてきた結果です。

「粒造くん」は、開発当初から大きく形や機能を変えていない

高い技術力から生まれる高品質な製品

機械製造の中でも、特に人の手で行われる溶接、塗装などの作業には技能が問われます。高品質なものづくりにこだわる垣内では、社員の技術系資格の習得を積極的に推奨しています。そのため、製造現場のほとんどの従業員がなんらかの有資格者。溶接の資格についてはほぼ全員が取得しているほか、取得が難しいと言われる技能士1級は51名、2級は22名おり、その数は県内有数です。

「入社以来ずっとひとつの技術を磨き続ける職人気質の社員もいます。彼らの姿にこの仕事の奥の深さ、技術を突き詰めることの大切さに気づかされます。」と笹岡さん。当社では、それぞれの製造工程で、こだわりを持った『一点もの』のものづくりがされているのです。

風通しがよく働きやすい環境は、垣内の自慢のひとつ

風通しがよく、働きやすい環境づくり

垣内には本社事務所のほか、5つの工場があります。月に一度、100名を超える全社員が各工場から本社事務所に集まって全体会議を行っています。「会社の業績や課題など議題は大小いろいろ。社内の情報を全社員で共有します。情報の風通しはとてもいいですね。」と笹岡さんは言います。

そして5つのクラブ活動(釣り、登山、サイクリング、ソフトボール、サッカー)を推進し、多くの社員が参加しているのも当社の特徴。「私は、登山とサイクリングの二つに、多い人は全てのクラブに参加しています。クラブ活動を通して、所属部署や世代が違う社員ともコミュニケーションが取れ、一緒に楽しめています。」と平井さん。

こうした取り組みもあって、当社は2018年に「健康経営優良法人」の認定を受けました。これは、健康診断の受診率や福利厚生、社内コミュニケーションなど、社員の健康を考えた経営が行われている企業に与えられるもので、高知県内の製造業では初めて認定されました。メリハリのついた環境を整備することにより、社員のやる気を育み、生きがいや連帯感を醸成することが可能となっているのです。

左:平井さん、右:笹岡さん

企業の魅力PRポイント

PRポイント1

社会のインフラを支える基幹事業

PRポイント2

設計開発から製造、据付までの一貫体制を確立

求める人物像
チャレンジ精神を持ち、個人・組織・会社を成長させる意欲のある方

企業情報

企業名
株式会社垣内
業種
製造業
住所
南国市岡豊町中島391-8
設立年月日
1987年8月
代表
安岡 和彦
資本金
1,000万円
従業員数
男性104名 女性7名
採用担当(連絡先)
088-866-2848(担当:笹岡)

採用関連情報

新卒初任給
190,000円(大卒)
180,000円(短大卒)
モデル年収
平均300万円/20代/諸手当含む
自己啓発支援
各種資格取得、技能士試験(事前講習含む)等の費用を社内規定により補助
研修制度
入社後、集合研修を実施。業務別、階層別の研修派遣を積極的に実施
有給消化日数
9.6日
平均年齢
39.1歳
新卒・中途就業状況
採用者数:新卒10人/中途10人
採用者数のうち離職者数:新卒0人/中途0人