「人生の悩み解決」というサブタイトルを掲げた今回のツアー。スペシャルゲストの先輩移住者と一緒に、高知県東部地域を1泊2日で巡りました。四国八十八ヶ所霊場「最御崎寺」でお遍路体験や、壮大な太平洋を臨む室戸岬など、移住に関する悩みをどんと受け止める(!?)コンテンツが盛りだくさん。旅の模様をお届けします。

■旅は道連れ! スペシャルゲストご紹介■
今回のツアーは特別に、全行程を3人の先輩移住者が同行。ツアー途中のお遍路体験やオプションツアーのアテンド、移住にあたっての相談を受けていただきました。

○黒笹慈幾さん
東京都出身。2012年釣り三昧の日々を夢見て定年Iターン移住。現役時代はアウトドア雑誌BE-PAL編集長として活躍。「釣りバカ日誌」主人公・浜ちゃんのモデル。2年前に四国遍路1400kmを完歩。

○町田美紀さん
高知県出身。2011年にUターン。デザイン事務所を中心に高知食材を使ったオリジナルブランドの立ち上げや様々な商品開発、ワインバルの運営等、幅広い事業を展開。小学生のママとして子育てにも奮闘中。

○吉冨慎作さん
山口県出身。2013年に坂本龍馬をきっかけに移住。「土佐山アカデミー」事務局長就任。起業家養成プログラムEDGE CAMPの企画やアウトドアメーカーとのコラボレーションなど地方から新たな取り組みを実施。


■ツアー1日目■

<安芸市>
快晴の高知市JR高知駅から旅がスタート。一路、バスで安芸市をめざします。

まずは地元の人に長年愛されている「寺尾鮮魚店」で、お昼ご飯を調達。鮮度抜群のお刺身パックが地元ならではのお値打ち価格で並んでいます。今の時期ならグレのたたきが狙い目。鮮魚のほかにも、ハンバーグやから揚げ、しらすご飯など、手作りのお惣菜のパックも豊富。高知名物・鯖の姿寿司も人気です。

買い込んだお刺身やお惣菜を持って、安芸市の「五藤家安芸屋敷」へ。レトロなお屋敷でテーブルを囲んで、それぞれのおかずを交換しながらにぎやかにランチタイムです。

お昼の後は、先輩移住者・堀内さんとの交流会。大阪出身で現在は安芸市でナス農家を営む堀内さんは、大阪弁に土佐弁もまじりながら立て板に水の話しぶり。大阪と高知の生活の比較、地元住民の人懐っこさ、地元コミュニティへの溶け込み方など、移住のヒントと笑いが満載のお話が聞けました。

 

<室戸市>

安芸市を出て、次は室戸市椎名へ。先輩移住者・川島さんと、「サラリーマン漁師」のキャッチフレーズで地元を盛り上げている椎名大敷組合長の橋本さんのお二人を交えての座談会。川島さんは2014年に神奈川県から、ご夫婦+お子様の一家で室戸市へ移住。ご主人が椎名大敷組合につとめていることもあり、川島さんと橋本さんは移住する前から漁師の研修で顔見知りでした。引っ越してきたその日に、お隣の方からお赤飯をもらったエピソードを披露。今では地域の集落支援員として活躍しています。また、橋本さんは荒々しい海の男のイメージとは違い、ソフトな語り口。サラリーマン漁師の一日の流れや、定置網漁の模型を使ってしくみを語ってくれました。

その後、新たな観光名所として話題の「むろと廃校水族館」を見学しました。

夕刻、四国八十八箇所の札所「最御崎寺」へ続く遍路道へ。遠くから波の音がどーんどーんと聞こえてくる傾斜の激しい山道を、お寺へ向かって一歩ずつ登っていくお遍路体験です。室戸岬は、弘法大師が悟りを開いたという神秘の地。参道を登りきると、立派な山門と弘法大師像が出迎えてくれました。

お寺から徒歩で2分の室戸岬灯台にも立ち寄りました。日が落ちかかった薄桃色の太平洋と純白の灯台をバックに、集合写真を撮影。皆さん、いい笑顔です。

宿にチェックインした後は、いよいよ料亭「花月」で「おきゃく(高知風の宴会)」がスタート。金目鯛の煮付け、ながれこの炊き込みご飯など、贅沢なご馳走に舌鼓。先輩移住者や地元の方とも一気に親しくなれた2時間でした。

その後は、オプションで希望者のみ「地元スナック」へご案内。地元の人と一緒にお酒を飲んだり、歌を歌ったり…ディープな室戸の夜を堪能しました。


 

■ツアー2日目■

2日目は雨。でも雨量の多い高知の“暮らし”を体験するには、これも良い体験です。宿をチェックアウトした後、室戸市の歴史地区「吉良川のまちなみ」近くにあるお試し滞在住宅を見学しました。1日1000円で利用できて、家具家電付きなので、気軽に移住体験できる一軒家です。

<安田町>

室戸市を出たら、次は清流と鮎で知られる安田町へ。「味工房じねん」のお母さん達指導のもと、田舎寿司作りに挑戦。卵の巻き寿司、タケノコやコンニャクの寿司、おいなりさんなど、かわるがわる作って大皿に盛り付けました。地元のゆず酢を使った寿司飯のおいしさ、彩りのかわいらしさに、思わず写真を撮りたくなる人が続出。町の特産品「自然薯(じねんじょ)」を使ったじねん汁を添えて、みんなでおいしくいただきました。地元お母さん達のネイティブな土佐弁のやりとりも加わって、にぎやかな昼食となりました。

おなかがいっぱいになったところで、場所を「安田まちなみ交流館『和』」に移してツアーの総まとめ相談会。移住にかかわるいろいろなお悩みや確認したいところなどを、個別にゆっくりお聴きします。

今回のツアーには、何度も来高している高知ファンの方から、四国に来たのが初めてという方まで、年齢も住居地もさまざまな方にご参加いただきました。参加者の方には「今回初めて実施したスペシャルゲストの皆様のアドバイスがたいへん勉強になった」、「今回のツアーで移住の気持ちが高まった」などの感想をいただきました。高知県の東部地域の自然や食のほか、暮らし目線の町の紹介、地元住民との交流など、観光旅行とは一味違う、“暮らし”目線で地域を知ることができたのではないでしょうか。

今後も「高知県移住体験ツアー」にご期待、ご参加ください。

今回 訪れたのはこちらの市町村です!
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