人口968名(H25.12現在)の馬路村。ゆずの栽培が盛んなこの村には「魚梁瀬小中学校」という山村留学の受け入れをしている学校があります。今回は地域住民全体で山村留学家族を迎え入れ、大自然の中でのびのびと学べる、こちらの小中学校を取材してきました。

DSC_0072魚梁瀬小中学校は、高知市から約2時間20分車を走らせた魚梁瀬地区にあります。平成20年から小中一貫教育を開始し、現在生徒数は小学校9名、中学校10名。小規模ですが、誠心誠意、児童・生徒と向き合う先生方が在籍し、一年を通して「山村留学」の募集をしています。
2階の教室から校庭まで下りられる大きな滑り台が直結したユニークな校舎は魚梁瀬地区の子ども達のアイディアをもとに作られました。
清潔感あふれ広々とした校舎の中は木のぬくもりと暖かい日の光を存分に感じることができます。廊下では、児童・生徒の皆さんが、すれ違う度に大きな声で元気に挨拶をしてくれました。

■多様な人間関係の中で成長できる環境づくり

DSC_0082授業の一環として「キャリア教育」という時間が設けられています。
普段、魚梁瀬小中学校では地域一体となって教育に取り組んでいますが、この時間 は更に視野を広げるために県内各地から漫画家や、医学生など年齢や職業が様々な人を講師に招き、講演や授業を行っているそうです。また別の学校の児童・生 徒と合同で学習することもあり児童・生徒の交流にも力を入れています。
この取り組みを通して普段の生活の中では触れ合う機会の少ない、多種多様な人や価値観と触れ合うことができます。
この他にも「オープンタイム」という、児童同士が学習ドリルなどを教えあいながら勉強していくという時間があり、全員が協力して学んでいます。このような時間割の中で子どもたちは、自分のペースを大切にしながら、活き活きと課題に取り組んでいました。

■親子一緒に山村留学

DSC_0080魚梁瀬小中学校に山村留学するための条件の一つが「保護者同伴であること」。
保護者も一緒に魚梁瀬地区に来るとなると仕事や、住まいの事など様々な不安が沢山あるかと思います。魚梁瀬小中学校「山の学校留学制度」推進委員会では、こうした不安点も相談していただくことができるので安心です。例えば、推進委員会から留学用住宅を紹介してもらえたり、お仕事面での相談にも乗っていただけたりするそうです。
留学中も保護者の方との面談を密に実施し、児童・生徒の生活の悩みなど少しでも軽減できるように心がけられています。

入野校長先生が「魚梁瀬は、一つの大家族やき」と例えられるほど、地域一体となって山村留学希望の家族を迎えられています。
親子一緒に安心して、のびのびとした環境で暮らせる魚梁瀬地区。
誠心誠意生徒たちと向き合う先生方と、温かい地域の人との交流の中で山村留学を体験してみませんか?
地域の子ども達と、山村留学生が一緒に成長できる環境づくりに力を入れており、地域の人たちと一緒に「子育て」ができる環境です。

 

【馬路村 魚梁瀬小中学校】
住所:高知県安芸郡馬路村大字魚梁瀬10-149
HP:http://www.umaji-yanase.jp/index.html
TEL:0887-42-2010/FAX:0887-42-2011
Mail:yanase-e@kochinet.ed.jp (小学校)
yanase-j@kochinet.ed.jp (中学校)