梅雨明け宣言が出された7月23日、土佐町にある「有機のがっこう 土佐自然塾」を訪問しました。
この日は高知市内で34度、というこの夏一番の暑さの日でした。

今回、お邪魔したのは、「新規就農者支援ネットワーク」という、高知県農業会議が事務局をしている就農を希望している方々のための研修や農地の情報提供などを行っている組織の現地研修でした。

「有機のがっこう 土佐自然塾」は有機農法で様々な野菜を栽培するための研修を1年間住み込みで受けるという、内容も濃いですが、研修生の覚悟も必要、という学校です。理事長の山下さんは、「ここで1年研修を受けると、野菜作りの技術は体得できる。あとは、農家経営のノウハウなどを自分で考えることが必要。研修期間中は大いに悩み、自分のこれからのことを心眼で探すこと。」という、ある意味厳しいことを、やさしく笑いながらおっしゃっていました。

この日は、奇しくも自然塾が開かれて2周年の日でした。一期生は既に卒業し、様々なところで就農を果たしています。今年は2期生11人が研修を受けていらっしゃって、この日の意見交換では日々の悩みや自分の希望を一言づつおっしゃっていました。

特に、「就農することが目的ではない、農業に永く従事して暮らしていくとが目的」ということをおっしゃる方が多く、本当に重要だ、と感じました。

また、今回は四万十町で就農支援をしている「NPO法人かまん」の村上さんも来られて、体験談などを話していらっしゃいました。

実際に「かまん」のお世話で就農された方はまだ2組ということでしたが、農地の紹介から作付け、野菜づくりのノウハウなど総合的に支援をしている、とのことでした。

「かまん」も研修をしているのですが、こちらは3ヶ月間の研修で「あぐり体験塾」との協力による研修、地元の農家での研修、という方法をとって、地元の農家との交流の中で、農地や空き家が探せるようにしている、また、農地の貸し借りをするにはどうしても次の春から、ということになるので、研修期間は11月~1月という時期を設定している、とのことでした。

就農相談があった場合、必ず自己資金について話をする、ということを伺いました。別に自己資金がこれだけ必要、という意味ではなく、農業で収益を上げるまでは長い時間を要すること、それまで自分はどのようにして暮らしていくのか、という計画性を確かめる意味だそうです。

「有機のがっこう 土佐自然塾」「NPO法人かまん」ともに就農を目指す人には、大きな力となっています。

高知県で農業がしたい、あるいは農業を学びたい、という方は是非一度ご相談されてはいかがですか?

yuuki1 yuuki2 yuuki3