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Movie
高知で自分らしい働き方を
実現した方へのインタビュー。
高知での豊かな暮らしや多様な働き方を
応援する求人メディア。
高知での“はたらく”が
もっと楽しいものに、
もっと“ワクワク”するものに。
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Interview
高知で理想の暮らしを叶えながら
今も挑戦を続ける方からの
メッセージをお届けします。 -
特技の英語を生かした仕事に
やりがいを見出して
- 高知へUIターン
- 高知 グローバル活躍
- 高知求人ネット
- 高知 英語在宅ワーク
- 高知 海辺暮らし
Uターン後は主に在宅ワークを選択できる会社へ転職。 ゆとりある時間を過ごしながら特技の英語を生かしてグローバルに活躍。- 2021年Uターン
- 兵庫県→高知市
技研製作所 生産管理部生産管理課
田所さんTadokoro -
大好きな高知で大好きな
ゲームクリエイターの仕事を
- ゲームクリエイター
- 高知リモートワーク
- 高知へUIターン
- イラストレーター
地元高知を離れず、ゲームクリエイターとして活躍する女性。 自分らしい働き方と私生活の楽しみ方にはヒントがいっぱい。好きな場所で好きな仕事を叶えたい方必見。- 出身地 高知県
株式会社オートクチュール ディレクター
岡﨑さん Okazaki -
当たり前ではない
毎日を噛みしめて
- 高知育休
- 高知男性育休
- 地方子育て
- あの瞬間でしか味わえない時間
二人の子どもの出産を機に育児休業を取得した製造業勤務の男性。 かけがえのない日々を子どもと過ごして得たものは、仕事にもプラスに。東洋電化工業株式会社 人事部人事課
秋山さんAkiyama -
充実の家族時間&キャリアアップ
バランスのよい健康的で豊かな暮らし
- 高知へUIターン
- 高知ワークライフバランス
オンオフはしっかり。平日は建築現場監督をきっちり。休日は童心に帰って息子と遊びきる。両親のサポートのもとで子育てを楽しむ暮らし。- 2019年Uターン
- 大阪府→南国市
フクヤ建設株式会社
島内さんShimanouchi
リノベーション事業部工務課現場監督 -
子どもの成長とともに、
やりたいことに挑戦
- 子育て中転職
- 女性専門職
- 建設ディレクター
- 高知にUIターン
子育ても自分のキャリアもあきらめたくないと、事務職から建設ディレクターへキャリアチェンジ。 家族も頼りながら自分時間も楽しむ四万十市の女性をフィーチャー。- 四万十市在住
豚座建設 建設ディレクター
宮本さんMiyamoto -
やりたいことがある
〝高知〟にいる
- 高知へUIターン
- 英語仕事
- 語学を生かす
- キャリアアップ転職
特技の英語と貿易経験を生かして新たな会社でキャリアアップ。 高知県に本社のある、世界45ヵ国の企業と取引する企業に転職。国際事業部のリーダーとして活躍。- 2017年Uターン
- 神奈川県→高知市
YAMAKIN株式会社 国際事業部係長
西森さんNishimori -
高知からアニメーターの
可能性を切り開いて
- 高知へUIターン
- アニメーター転職
- 高知アニメ
- 地方アニメーター
- 高知アニメプロジェクト
高知のアニメ制作会社に所属しながら、東京の大手アニメーション制作会社の制作に携わる女性。 地方在住アニメーターの可能性を問う。- 2021年Uターン
- 京都府→高知市
株式会社スタジオエイトカラーズ アニメーター
彼末さんKanosue -
子育てにやさしい環境で
半年間育休
- 男性育休
- 子育て
- 父子手帳
会社をあげて子育てを応援する企業に所属し、 半年間の育児休業を取得した男性からのメッセージ。これからのパパへのアドバイスも掲載。高知機型工業株式会社 製造部
山﨑さんYamasaki
マテリアルモールドグループ
特技の英語を生かした仕事にやりがいを見出して

Profile
2021年 Uターン
技研製作所 生産管理部生産管理課
技研製作所 生産管理部生産管理課
田所さん
Tadokoro
兵庫県→高知市
在宅ワークもとり入れながら
弊社は大型の建設機械を製造し国内外に販売展開しています。私は生産管理部に属しながら、輸出入業務に携わっています。 貿易に関する手続きは、かなり複雑でややこしいことも多いのですが、自分が手配した機械が安全かつスムーズに現地に運ばれ、 アジアやヨーロッパの防災やインフラ整備の現場で役立っているという報告を聞くと、ほっとするとともに嬉しいですね。現在、週に1、2回会社に出勤しますが、ほとんど在宅ワークをしています。 通勤時間がないので、自分の時間が増えることはもちろん、私の場合、在宅の方が集中できるので、自分には非常に合っている勤務形態ですね。
また以前の職場では担当業務を淡々と進めることが多かったのですが、今の会社は業務以外のプロジェクトなどにも参加していますので、 仕事面でも充実度は上がっていて、やりたいことができていますね。部署内でも中堅の立場となり責任も増えてきていますので、さらにスキルアップをして会社に貢献していきたいと思っています。

長い砂浜を散歩しながらエネルギーをチャージ
今はまっているのは観葉植物栽培です。観葉植物は、しっかり見てあげるとよく育ちます。在宅ワークで時間が増えた分、植物にも愛情を注げています。あとは、休日は近所の海岸線を散歩することが多いです。夕日が沈む水平線を見ながら長い砂浜を何も考えずに歩くと、とてもリフレッシュできます。 私がよく行く海岸は、人がほとんどいなくて、こういう場所へ自宅からすぐ行けるのが贅沢だなと思います。 静かな時間を過ごすことで、仕事も集中して頑張れます。ワークライフバランスにもメリハリがつけられていて、今の生活は満たされていますね。

自然豊かな高知に暮らす
高知に帰って来た時に、改めて思ったことは「すごい静かっ!」ということです。そして夜は怖いぐらい暗い(笑)。 神戸にいた時は、真夜中でも常にうっすら明るかったんですよ。高知ではしっかり日が落ち星もきれいだし、朝もはっきり日が明ける。 何もない田舎かもしれませんが、自然の営みと言いますか、そういうことが私にとっては良いなと思うことですね。 もし、今、UIターンを考えていて、高知に帰って来て、やりたい仕事ができないと思っている人もいるかもしれませんが、 やりたいことがあれば、いろいろな選択肢を含めて、その方法はきっとあると思うので、諦めずに活動をしてもらいたいです。
大好きな高知で 大好きなゲームクリエイターの仕事を

Profile
株式会社オートクチュール
ディレクター
ディレクター
岡﨑さん
Okazaki
出身地 高知県
地元を離れず 夢を実現
ゲームや広告など、クリエイティブな事業を行っている会社の高知オフィスで勤務しています。 主な業務はディレクターとして案件の進行管理をしたり、アニメーターさんやイラストレーターさんのつくった成果物のチェックを行ったりしています。 制作したアニメーター、イラストレーターさんに「ここがよかったよ!」と伝えて、「クライアントさんからも褒めてもらいましたよ」と共有できる時が一番嬉しいです。 自分は高知オフィスにいますが、本社は東京で、海外にもオフィスがあるため、クライアントは東京や大阪など都市部の方が多いですね。今はリモートもできるので、高知に居ながら都市部のお仕事をさせていただいています。 昔はこういうクリエイティブな仕事は都会に行かないとできないものだと思っていたんですけど、いま高知にいながらそういう仕事ができているので、すごく満足しています。

“働く場所”としての高知
もともとゲームやイラスト関係の仕事に興味があって、県内の専門学校に進み、就職活動の際に偶然いまの会社を見つけました。 ジャンルを問わない、ものづくりをしているということで応募し、イラストレーターからジョブチェンジしました。新しい働き方としてすごく満足しています。 高知は慣れ親しんだ場所ですし、自然も好きなので、自分が好きな環境で働けるのはすごくうれしいです。高知にずっと住んでいて思うのは、新しい物事へのチャレンジに対して、すごく応援してくれる環境だなということ。 「こういうことを新しく始めたいんだけど」と言うと、アドバイスをしてくれたり、背中を押してくれたりしてくれる人が多い。悩んでも周りに言いやすい環境だなというのはすごく感じています。

子どもたちにアートの楽しさを伝えたい
将来の夢は、高知の子どもたちに芸術(アート)にふれる機会を増やすこと。ワークショップや展示会などを企画し、その活動を通して次世代のためになることができればと考えています。子どものいる友人たちがよく言うのは、「高知は子育てしやすい」ということ。最近でも東京から高知にUターンした友人が、「高知に来て子どもたちに笑顔が増えた」って喜んでいました。 ありきたりかもしれないですけど、都会じゃできないことが高知では、できるんだと思います。 人と人とのつながり、豊かな自然や衣食住の文化など、都会じゃ触れることのできないところに、 子どもたちが自ら行って触れて学べるようなスポットが高知には多いんじゃないかなと思っているので、ぜひ多くの人に高知に来て、感じてほしいなと思います。

当たり前ではない毎日を噛みしめて

Profile
東洋電化工業株式会社
人事部人事課
人事部人事課
秋山さん
Akiyama
育休は仕事にもプラスに
会社もこころよく受け入れてくれました。 伝えた時、上司は正直びっくりした様子もありましたが、かといって反対することはなく、「取るからにはしっかり育児してこいよ」と送り出されたのは心強かったですね。 自分も、育休を取ったからには無責任なことはできないという思いが湧いてきました。 製造業なので昔気質なところもありますが、それでも変わってきているなと感じます。 周囲の若い人たちも積極的に育休を取っていますし、取得後は、子育てをしている社員へのフォローやアプローチの仕方が自分の中で変わってきました。 人事の仕事をする上ではプラスに働いています。
「産まれてくる命は当たり前じゃない」
上の子はさみしがりやなので、下の子が産まれたらさみしい思いをするだろうと思っていました。 夫婦で話し合い「じゃあ、自分が何とかするわ」と育休をつかって、できるだけ多くの時間を一緒に過ごせるよう努めました。 よかったなと思うのは、「お父さん、お父さん」とくっついてくるときですかね。 お父さんお母さんの区別なく寄ってきてくれるのがうれしいです。 自分がいないと「さみしい」って泣いたり、ちょっと疲れているときには好物の唐揚げを分けてくれたりすることも(笑)好きな言葉があって、「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て」。 俵万智さんの短歌なのですが、その通りだなと。「ハイハイしていたのはあのときが最後だったな」とか、 「舌ったらずだったのはあれが最後だったな」と、あの時あの瞬間でしか味わえない貴重な時間だったとかみしめています。 子どもは生まれるのが当たり前ではありません。だからこそみんなで育てられる環境が必要だと思います。

男性育休の輪が広がっている
先日、都会で働いている同級生と話したのですが、「育休を取りたくても、社内で関わっている人の数が多すぎて、自分一人の判断で簡単に進められない」と言っていました。 それに比べると高知県は育児休暇が取りやすい環境なのかもしれません。おおらかな県民性、新しいものを受け入れる土壌がすごくあると思う。 海や山など自然も多いし、公園も広くて遊ばせる場所に困らない。子育てをする上ではすごくいい環境だと思いますね。家族と過ごす時間は何物にもかえがたいですから。
楽しく前向きに子育てと仕事を両立する建築ディレクター

Profile
2019年 Uターン
フクヤ建設株式会社
リノベーション事業部工務課現場監督
フクヤ建設株式会社
リノベーション事業部工務課現場監督
島内さん
Shimanouchi
大阪府→高知市
子育てに理解ある温かい職場で
10代の頃からものづくりに興味があり、京都の芸術大学で染色テキスタイルを学んだ後、大阪の建築会社に就職しました。 一度は県外に出ましたが学生時代から、いつかは家族や友人がいる高知に帰りたいと思っていたんです。高知に帰って来て就職先を探す時には、子どもが生まれていたのでその生活を第一に考える必要がありました。 しかし前職の経験も生かしたいと思っていたので建築の会社を探していました。 今の会社は、面接で自分が置かれている現状を相談するとお勧めの保育園なども教えてくれました。 そのように面倒見の良いところも高知の会社らしいと感じました。高知は働く女性が多く、女性に理解のある会社が多いのかもしれません。
勤務時間は8時から17時で、夜も家族とゆっくり過ごせています。 前職では8時に現場集合が必須でしたが、今は8時に現場のメンバーが作業を始められるように、前日までに段取りをしておけば自分が行かなくてもいいんです。 自分のテリトリー(時間)が守られている環境がとてもありがたいですね。余裕をもって生活を楽しめています。

育児休業取得率100%、育休取得後の復帰率100%
仕事内容は、リノベーション部の現場監督として、建築現場を回って職人さんたちの仕事を調整するのが主な役割です。 この仕事で大切なのはコミュニケーション能力。 職人さんに気持ちよく働いてもらえるように心がけていて、子どものことをざっくばらんに話すことも多く、自分的には良い関係が築けていると思っています。会社の社員の男女比は、ほぼ半々。性別を問わず育児休業を取得して育休取得後の復帰率も100%。 子育てと仕事を両立させている人が多いのが特徴で忘年会や新年会にも、子どもを連れて行けるような職場環境なんです。 「大きくなったね」と言いながら子どもと遊んでくれるアットホームな雰囲気が嬉しいですね。
私がフクヤ建設で働いていることを知って、うちで家を建ててくれる友人もいます。 今の目標は二級施工管理技士の資格を取ることです。子育てと仕事で大変なんですが、みんなのサポートもあるし勉強に励んでいます。

迷ったら実際に来てみてください
家族や友人が近くにいる高知へ帰って来た時の、懐かしさや安心感は特別なものでした。 Iターンの方も、何らかの縁があってこのサイトの記事を読まれていると思います。もし迷った場合は実際に足を運んでほしいです。私は、一度高知を離れたからこそ、その魅力を再発見できました。 春、水が張られた田んぼに映った空の美しさ、満天の星空、夏には泳ぎたいと思える川、子どもに教えてあげられる生き物、植物の多さ。 その贅沢さを帰ってきて改めて感じています。想像を超える癒しに共感できたなら、高知に住むという選択肢も高まるかもしれません。

「子育て中の転職」建設ディレクターとして活躍

Profile
豚座建設 建設ディレクター
宮本さん
Miyamoto
四万十市在住
事務職から建設ディレクターへ
現在、四万十市の豚座(いのこざ)建設で、建設ディレクターをしています。 この仕事は、建設業界において、ITとコミュニティスキルで現場とオフィスをつなぎ、現場監督の作業効率を図ることを目的とし、数年前にできた新しい職域です。 業務は重機に装着してあるICT機器を、作業ができるように設定したり、ドローンで撮影した写真を3D化して設計を進めていったり、書類のデータ作成・整理、現場監督のサポートなど多岐にわたります。実は、前々職も、隣町の建設会社で働いていました。総務課所属の事務職だったのですが、その頃から現場で活躍するスタッフを「かっこいいな」と思っていました。 ただ、当時1歳の長男が身体が弱く、病院が近い四万十市への引越を決め同時に退職。その後しばらくは在宅勤務のできる広告代理店に勤めていました。 そこで“建設DX”という記事を担当した時に建設ディレクターという職業を知りました。私、新しいもの好きなんです。この仕事は、未知の仕事を切り拓く印象があって、わからないけど挑戦したくなりました。
その頃には、長男の体調もだいぶ落ち着き、下の子も1歳を迎えていたので、夫に相談したら「やってみたら」と。web検索すると近所にある豚座建設が偶然、建設ディレクターの募集をしていたので、応募させていただきました。

育児と仕事の両立は、家族の協力があるからこそ
仕事は平日の8時~17時で、会社から保育園や自宅までは近いため、保育園の送迎はラクですね。 しかし、今のペースで働くのはやはり家族の支えがなければ難しかったと思います。 夫の協力はもちろん、義理の両親や近くに住んでいる姉も子育てを手伝ってくれます。家族を頼れるのは、地元で子育てをするメリットですね。休日は家族でお出かけすることが多いです。私は、家にいるよりイベントや行楽に行くのが好きで、家族を巻き込んでいます。
それでも、少し休みたい時は夫や姉に子どもを預けて、カフェで寛いだり、友達と会ったりしています。 昔からの友人が近くにいて、家族を頼れる環境があると、一人ではない、ここに居場所があると思えます。その土台のおかげで、私はやりたいことに挑戦できているのだと思います。

暮らしている場所で最善の道を選択
20代前半の時は県外で暮らしたいと思った時期もありましたが、今となっては、暮らしている場所で、 やりがいのある仕事をし、子どもたちが自然に触れあいながら、のびのびと成長できる環境の方が大切です。先日、長男が「大きくなったらお母さんみたいな仕事がしたい」と言ってくれたんです。 嬉しかったですね。母親として、落ち込んで考えている姿よりも、元気で動き回っている方が子どもにとっては良いのではないかと思っているので。 これからも、子どもの期待にも応えられるように現状に満足せず、常に新しいことを追い続けたいと思います。 そして今まで通り、家族を巻き込みながら元気に過ごしていきたいです。

やりたいことがある”高知”にいる

Profile
2017年 Uターン
YAMAKIN株式会社 国際事業部係長
YAMAKIN株式会社 国際事業部係長
西森さん
Nishimori
神奈川県→高知市
高知と海外を行ったり来たり
現在、⾼知県にある⻭科材料メーカーYAMAKINの国際事業部に所属しています。 仕事内容は、海外へ歯科材料を販売するための営業活動の他、各国でセミナーの開催や展示会参加、製品パンフレットの翻訳、製品の受注・出荷対応、各国の薬事登録対応など多岐に渡ります。 現在弊社は45ヶ国と取引があり、ここ数年はさらに海外の販路を広げていますので、今年はトータルで3、4カ⽉ほどは海外出張しています。
どこではなく何をしたいか
もともと、英語を学びたかったためアメリカの⼤学へ留学しました。英語習得なら行った方が早いと思ったんです。 いざ入学してみたのですが、大学の授業はやはり座学が主流。スピーキングをもっと強化したいと、学生や先生の前でのプレゼンが活発な舞台美術の学部を選びました。 そこで学んだ技術を⽣かして、卒業後は東京にある映画や CMの装飾会社へ就職。装飾部として数年勤務後、キャスティングの会社に就職しキャスティング業務も経験しました。 朝も夜も関係なく働いていましたね。その後貿易会社に転職しフォワーダー(国際輸送を取扱う業者)に。この時の知識が今の仕事に役⽴っています。私は東京に住みたかったのではなく、その時にやりたかったことが、たまたま東京にあったというだけ。 最終的には地元、⾼知に帰って来たいと思う一方で、今までのキャリアを捨てたくないし、高知へ戻っても英語や貿易の知識を⽣かせる仕事を続けたいと思っていました。 そして高知県UIターンサポートセンターへ登録し、仕事の条件をお伝えしていたところ、現在の勤務先である「YAMAKIN」を紹介していただきました。 今は、自分の学んできたことや特技を生かすことができて、毎日が充実しています。

会社でのキャリアアップを通じて、やりがいのある⽇々を
最初は、いちスタッフとして⼊社したのですが、現在は所属⻑を任されています。 前職では海外出張はなかったので、今の⽅が多くの経験を積ませていただいております。 海外ディーラーとの交渉では、高知というよりもどちらかといえば“Made In Japan”を誇りにしています。部署の目標は、弊社の社名や製品をより多くの国に広め販路を広げていくことです。 そのために私たちが交渉して開拓を進めていくことは、やりがいにもつながっています。 おかげさまで部下も増えたので、みんなを引っ張っていけるような存在になりたいです。

高知からアニメーターの可能性を切り開いて

Profile
2021年 Uターン
株式会社スタジオエイトカラーズ アニメーター
株式会社スタジオエイトカラーズ アニメーター
彼末さん
Kanosue
京都府→高知市
高知の会社に所属しながら大手アニメーション制作会社へ出向
現在、高知のアニメ制作会社(株)スタジオエイトカラーズに所属しながら、東京にある大手アニメ制作会社(株)カラー(代表:庵野秀明氏)へ出向しています。 私は「動画検査」という文字通り、動画のスムーズな動きや整合性のチェックを担当しています。 再び都会で働くことになりましたが、社宅も準備していただき抵抗感はありませんでした。高知という帰る場所があることが心強いのかもしれません。 仕事内容は難しく挑戦の連続ですが、おかげで技術が上がりアニメーターとしての自信にもつながっています。ここにいるうちに多くのことを吸収して高知へ帰りたいです。
高知で暮らしながら、アニメ制作に携わる
京都のイラスト関係の専門学校を卒業後、そのまま京都のアニメスタジオにアニメーターとして就職。 当時は、家と職場の往復で、そこにずっといる将来を描くことができなくなり、ゆくゆくは自然豊かな高知で暮らしつつ、フリーランスとしてアニメの仕事がやりたいと考えるようになりました。 そして、高知に帰って来てフリーランスで活動していた時に、母親から、「地元にアニメ会社ができると聞いて中途採用で応募しました。私がアニメーターになりたいと思った時は、都会でなければできない仕事だと思っていました。 しかし今は高知にもアニメ制作会社ができたことで会社に所属することも、フリーランスという選択肢もできました。 “都会に行かなければできないのでやめておこう”とか考える必要がなくなってきたと思います。反対に、地方で暮らすからといって、やりたいことを諦めないでも大丈夫。 “地方でもやりたいことに向かって突き進めば、明るい未来が待っている”ということを、これからのアニメーターに伝えたいです。

高知でしかできないアニメーション活動を
この出向は、高知にいた時に、カラーさんの前作に携わったご縁で、「ぜひ私と一緒に仕事をしたい」とお誘いがあったと社長より教えていただきました。 プレッシャーもありますが、自分にできることはやり遂げようと決心して来ています。 ここに出向できたこともスタジオエイトカラーズに入社しないとできなかったので本当に感謝しています。 高知にいた時も、県外案件8割、高知案件2割という配分で仕事をしていましたが、高知に戻ってからは、もっと高知県の仕事にも携わっていきたいです。 地域のアニメプロジェクトへの参加や、高知のスタッフだけでショートムービーが制作できたら楽しいだろうなと想像を膨らませています。
子育てにやさしい環境で半年間育休

Profile
高知機型工業株式会社 製造部
マテリアルモールドグループ
マテリアルモールドグループ
山﨑さん
Yamasaki
迷いはなかった “育休”
仕事は、お客様から届いた図面をもとに、自動車や各種機械などの部品のもとになる鋳造の型を作る部署で設計から加工までを担当しています。 7年目になる2024年7月から育休を取得。最初は4か月、その後状況を見て話し合い2か月延長しトータル半年間を申請しました。 僕自身、結婚する前から子どもが生まれたら育休を取得するものだと思っていました。 やはり出産後は、育児の大変さと母親自身の体の負担が重なってしまうので、そういう時期だけでも一緒にいてあげられたらなと。実は、当社の社長が新しいものをすごく取り入れる方で、育休の相談をした時も「ぜひ取ってください」と応援していただきました。 周りの方もスムーズに引き継ぎや対応をしてくれ、快く育休が取得できたのもありがたかったです。
育休明けには、やはり技術的な仕事なので、休暇中のブランクを埋められるように、今まで以上に頑張ってサポートしてもらったお返しをしたいです。

会社をあげて子育てを応援
- 製造部 マテリアルモールドグループ 野中リーダー
- 自分も子育てを経験しているので、半年と言わずもっと取ってもらいたいぐらいです(笑)。 山﨑さんの育休中は、同じ部署の社員が助け合っている姿を見られてうれしいですね。また、後輩たちにレベルの高い仕事がまわってくることで成長できるチャンスにもつながっています。
- 北取締役副社長
- 会社としては子育てする人たちを応援する体制でずっとやってきています。 心だけでバックアップするのではなく、支えになればということで、今回山﨑さんに「イクメン奮闘賞」を授与し、「父子手帳」を渡しました。 子育てをする時期は人生の中では短いので、最大限に頑張ってほしいです。子育てをすることで人はすごく成長できます。 いろいろなことを並行してできる力や、話ができない赤ちゃんと接することで培えるコミュニケーション力など。 それらは復帰した時に仕事でも生かせると思っているので、期待して応援していますし、次の人も同じように取得してもらいたいです。

子供たちの未来のために
育児を通して自分が大切だなと再認識させられたのが「時間」ですね。 いま息子は6カ月ですけど、僕たちがしてあげられる時間は限られているので、その時間を大事に過ごしたいと思っています。 これからの若い人たちにメッセージを送るとしたら、目先の将来だけではなくて、自分の人生をどうしていきたいかをよく考えて選択してほしい。 僕個人の願いとしては、子供たちの未来を明るくするように一緒に頑張っていける仲間が増えたらうれしいなと思います。